Power Automateで自動化しようとして挫折しかけた話

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「経理の定型作業をPower Automateで自動化しよう」と意気込んで始めたものの、途中で心が折れかけたことがあります。結果的には一部の作業だけ自動化に成功したのですが、その過程で分かった「向いている作業」と「向いていない作業」の違いを書いておきます。

最初に挫折しかけた理由

最初に手を出したのは、複数のシステムをまたぐ複雑なフローでした。会計システムからデータを取得し、条件分岐で処理を変え、最終的にレポートを自動生成する、という欲張りな設計にしたところ、フローが複雑になりすぎてエラーの原因が分からなくなり、結局手動でやったほうが早いという状態に陥りました。

うまくいったのは「単純作業の自動化」だった

結局うまくいったのは、もっと地味な作業でした。決まったフォルダに届いたファイルを、決まった命名規則でリネームして別フォルダに移動する。特定のメールが届いたら、決まった相手に決まった文面で通知する。こうした「毎回まったく同じ手順を繰り返すだけの作業」は、Power Automateとの相性が非常に良いと感じました。

逆に自動化に向いていないと感じた作業

  • 都度判断が必要な作業(金額や取引先によって対応を変える必要があるもの)
  • 元データのフォーマットが毎回微妙に違う作業(表記ゆれがあるとフローが途中で止まる)
  • 頻度が低すぎる作業(月1回程度なら、自動化の構築コストの方が高くつく)

これから始める人へのアドバイス

最初から複雑なフローを目指さず、まずは「コピー&ペーストを繰り返しているだけの作業」を1つ見つけて自動化してみることをおすすめします。小さな成功体験があると、フローの作り方の勘所も掴みやすくなります。

まとめ:自動化する作業の見極めが9割

Power Automate自体の機能は十分に強力です。ただ、どの作業を自動化の対象に選ぶかで、成功するかどうかがほぼ決まってしまう、というのが実際にやってみた感想です。

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以下の項目について、「頻繁にある(3点)」「たまにある(1点)」「全くない(0点)」で点数をつけ、合計してください。


Q1. 【情報連携】請求書や支払データ作成時に、経理担当者が他部署へ電話やチャットで内容を確認する作業が発生している。

Q2. 【属人化】銀行のネットバンキングや税理士連携用パスワードの管理が、担当者一人のPC内のみで行われており、社長や管理職が把握できていない。

Q3. 【時間ロス】営業担当や事業部長が、本来の営業活動以外の事務作業(発注書作成、契約書チェックなど)に、毎日3時間以上費やしている。


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